端っこから見つめる

大学生の端くれのmadoが今日も端っこから考えます。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)を見た。

二週間ぶりの更新となります。窓です。

気付けば毎日バイトバイトサークルバイトの毎日でブログは読む専になっててパソコン開けばモー娘。の曲を繰り返し流す生活を送ってました。ぶっちゃけブログの存在忘れてた。ごめんね。だってセトリ俺得なんだもの。グラデーションの曲も最高だったけど、ちぇると一緒に私もプリムスしたいです。

それは置いといて。

「バードメン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」をつい先日見ました。私は凄く面白かったですが、正直言ってメタ的要素が大きい作品だと思いました。アカデミーで賞を貰ってから日本でも名前が知られるようになったこの作品ですが、公開後に傑作と言う方とイマイチと言う方で意見が分かれたようです。内容が難しいとか、表現がどうとかいろいろ言われていたようですが、私の意見としてはこの映画を楽しめるかどうかは主演であるマイケル・キートンを知っているか。これに尽きると思うのです。


Batman(1989) - By Tim Burton - YouTube

ティム・バートンバットマンの主演をやっていたのはほかでもないマイケル・キートン。あまり喋らず多くを語らないミステリアスな青年ウェインを好演しました。ヒーローらしからぬバットマンに変身したときのぎらぎらとした瞳が印象的です。またこの映画にはバットマンの宿敵ジョーカーとしてあのジャック・ニコルソンが出ていました。彼の演じるジョーカーはおどけたピエロが手品をするように犯罪を犯します。その不釣り合いな様子が独特な気持ち悪さを持ちとても不気味で見る人たちにとても強い印象を残しました。

しかし「バットマン」シリーズ以外に彼を大々的に知ることが出来る映画はあまり多くありません。寧ろ最近だと声の出演でのほうが名前を目にするかもしれませんね(ミニオンズとか)。

バードマンとバットマン、どう見ても文字ってることは間違いありませんし、キートン自身を役と重ねると少しずつ面白く見れるのかなあと思います。あと個人的にはエドワード・ノートンがいい味出してましたね。そして最高だったのは音楽。体に響くようなドラム音。軽快なリズム。あの音楽とロングワンカットの型破りな映像を見れただけでもとても価値のある時間だったと思います。